世界遺産「白川郷」で知られる岐阜県白川村は10月24日、クマの目撃情報が相次いでいることから、25日から行われる予定だった紅葉のライトアップを中止すると発表しました。

 白川村の「野外博物館・合掌造り民家園」では、夜景を楽しむことができる秋の風物詩・紅葉のライトアップについて、週末の10月25日・26日、11月1日・2日に開催を予定していました。

 しかし、村内でクマの出没が多発していることから、白川村は来園者の安全を確保するため、4日間ともライトアップの中止を決めました。

 白川郷では10月5日、スペイン人の観光客が後ろからクマに襲われ、右腕に軽いケガをしました。

 白川村では今年4月以降、クマの目撃情報が例年の3倍近い100件ほど寄せられていて、看板を設置するなどして注意を呼び掛けています。

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。