名古屋港で10月22日、強い毒を持つ特定外来生物「アカカミアリ」の女王アリが初めて見つかりました。

 愛知県によりますと、9月28日、名古屋港飛島ふ頭のコンテナターミナルで、およそ500匹のアカカミアリの働きアリが見つかりました。

 その後、駆除とともに周辺の調査が進められていましたが、22日に働きアリ4匹とともに繁殖可能な羽のある女王アリ1匹を見つけたということです。

 今回見つかった女王アリは、新しい巣を作って繁殖する前の状態で、県は飛島ふ頭でアカカミアリが繁殖している可能性は低いとしています。

 愛知県内では2017年以降、今回も含めて16か所でアカカミアリが確認されていますが、女王アリが見つかったのは初めてです。

東海テレビ
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