全国2位の漁獲量を誇る長崎の漁業をもっと身近に感じてもらおうと、長崎市では小学生が大型巻き網漁船を見学しました。
船の中で子供たちが気になったのは・・・
長崎市の出島岸壁にやってきたのは、長崎市立西浦上小学校の5年生約30人です。
大型巻き網漁船、第三十六源福丸を見学しました。
源福丸は4隻で船団を組み、東シナ海や対馬沖などで約1カ月操業し、長崎県が漁獲量日本一を誇るアジやサバ類、それにマグロなどを狙います。
「これが水中灯海で、魚を船の周りに集めるための灯り」
船内の見学で子供たちが特に興味を示したのが船員の生活エリア。
飲料水や食料などは出港する際に積み込み、洗い物は海水を真水に変えて使っています。
児童
「メニューは決まっていますか」
船員
「僕の気分次第、あとは船員の前日リクエスト。機関長が釣り上手なので休み時間に釣ってもらったり」
児童
「普通に獲るのではなくて、魚を集めてから獲るのにびっくりした」
児童
「シェフが揺れる船の中でカレーなどを作るのがすごいと思った」
子供たちは共同生活をしながらの仕事に楽しさを感じたようです。
源福丸は次の漁でもアジやサバの例年通りの水揚げが期待されているということです。