長崎県内でニセ電話詐欺の被害が相次いでいます。
このうち島原市では10月10日、70代の男性が電子マネーで約19万円をだまし取られる被害に遭いました。
男性はパソコンの操作中に画面が固まる症状が出たため、連絡を取ったマイクロソフトのセキュリティー担当のジャックと名乗る男性から「コンピュータウイルスに感染している、グーグルプレイカードなどの電子マネーを購入するよう」電話で指示されました。
そこで男性は、市内のコンビニエンスストアで19万円分の電子マネーを購入し、カードの番号を教えたということです。
一方、10月14日には島原市の20代の介護職員の女性がSNS上で副業を持ちかけられ、6万2000円をPayPayで送金し、だまし取られました。
送金後、さらに約20万円を要求されたのを不審に思い、家族に相談したところ被害が発覚しました。
県警では、電話やメールで金や電子マネーでの支払いの話をされたら詐欺を疑い、家族や警察に連絡してほしいと注意を呼びかけています。