全国各地の駅弁を食べ比べできるイベントがJR広島駅で始まり、能登半島地震の復興を駅弁で応援する取り組みも行われています。
【野川キャスター】
「駅弁まつり開始を前にずらっとお客さんが列を作っています。この先が先頭です。
全国の駅弁が勢ぞろいする中で先頭に並んだ方のお目当ては何でしょうか」
【先頭に並ぶ人】
「ドクターイエローひっぱりたこ飯。夫が好き。運行が終わるので器が欲しい」
Q:間違いなくこの位置なら手に入る?
「そのために来たので」
JR広島駅に集まったのは全国で人気を誇るおよそ50種類の駅弁。
販売開始わずか30分で売り切れになる弁当が続出しました。
イベントでは能登半島地震の被災地を応援しようと、石川県の「柿の葉寿司」や、福井県の「越前かにめし」など、北陸の駅弁10種類を集めたコーナーが設けられました。
広島の駅弁会社が北陸の駅弁店に提案し、実現したということです。
【買い物客】
「大変なことになっているので少しでも力になれれば」
【野川キャスター】
「これは富山の有名なますのすし」
【買い物客】
「なかなか復興も進んでいないと聞くのでがんばってほしい」
【広島駅弁当・夏目祐課長】
「こんなおいしいものがあることを伝えて、行ったことがないけど旅行に行ってみよう、ここは行ったことがあるからもう一度食べてみよう、旅情を感じていただきたい」
このイベントはあさって26日まで行われ、本格的な秋の行楽シーズンを前に、北陸への観光客を”駅弁をきっかけ”に呼び込みたいとしています。