広島大学で、物価高の影響を受けている学生を支援しようと、「あるもの」が配られました。

【三反田記者】
「多くの学生さんが並んでいる先ではたくさんの野菜が配られています」

配られたのはサツマイモやミカンなど旬のものから、ニンジンやジャガイモなどの定番野菜まであわせて5種類。見た目や大きさなどの理由で市場に出回らない規格外農産物です。

大学が購入し無料で配布することで、学生への食糧支援と食品ロス削減の両立を狙います。

配布する農産物の種類は企画に参加した学生たちが、地元バイヤーと連携し決定しました。

産地にもこだわり、5種類中4種類が県内産です。

きょうは146人の学生が野菜を受け取りました。

【野菜を受け取った学生】
「きょうも(物価が)上がったとか結構感じる。特売の日を狙って買うようにしている。すごく助かる。自炊するときに使う、きょうこれでカレーを作りたい」

「ニンジンとかあまり買わないのでもらえてうれしい。シチューにして食べたいすごくうれしい」


この取り組みは今後も継続していく予定だということです。

テレビ新広島
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