大阪・関西万博で展示され人気だったという製品も福岡へ。

木の持つ魅力を再発見してもらおうというイベントが始まりました。


釘を使わない伝統技術でできた美しい組子のアート。

去年の能登地震で被災した家屋の木材を再利用したもので、大阪・関西万博でも展示され人気だったそうです。

そんな国内産の木材を使った家具や雑貨など約40点を展示したイベントが福岡市博多区のららぽーと福岡で始まりました。

◆記者リポート
「こちら大阪・関西万博での展示を再現したコーナーです。間伐材を使用したスタイリッシュなバッグに、このシステム手帳はカバーに曲がる木材を使っていて木の温もりを感じます」

おしゃれな木製の棚には、安心安全で暮らしに取り入れやすい木の製品が並んでいます。

世界からも注目されている木のストローに、ケヤキやハゼなどの木材を粉末状にしたクレヨンは着色料を使っておらず木そのものの色が楽しめます。

◆日本ウッドデザイン協会 末広耕也さん
「スギやヒノキを切って使ってもらって花粉の少ない木に植え替えていくことで花粉症対策につながる」「(木を)生活の中にどんどん取り入れてほしい」

会場では木の楽器を作るワークショップやスタンプラリーも開催されています。

木の手触りや香りを体験しながら国産の木の製品の魅力を感じることができるこのイベントは25日まで開催されます。

テレビ西日本
テレビ西日本

山口・福岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。