KTNテレビ長崎の記者が防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞し、大石知事に報告しました。

受賞を報告したのはKTNテレビ長崎の槌田禎子 記者です。

槌田さんは299人の死者・行方不明者を出した長崎大水害(1982年)や、44人が犠牲になった雲仙普賢岳噴火災害(1991年~)などを当時から現場で取材。

以降も、復旧、復興に至るまでを丁寧に追い、地域に根差した防災報道に力を入れてきました。

槌田禎子 記者
「あの地域が立ち直る姿というのは、地元のマスコミとしてやはり、きちんと見続けていきたいと」

この表彰は、防災に貢献し優れた功績を上げた個人や団体を表彰するもので、槌田さんの取材は専門家にはない視点の防災報道だと評価されました。

槌田禎子 記者
「伝えることで先に生かしたいから聞かせてくださいと、マイクを突き出すときの覚悟が聞く側にいるのだろうと思っています」

知事は「県を代表して誇りに思う」とこたえました。

テレビ長崎
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