JR松江駅前の再開発について検討する有識者の会議が10月23日に開かれ、複合施設「松江テルサ」の活用を巡っては、撤去と存続の2つの案を市に提出する最終案としてまとめました。
JR松江駅前の再開発について検討する有識者の会議「松江駅前デザイン会議」は10月23日に開いた会合で、これまでにまとめた市が所有する複合施設「松江テルサ」を撤去し跡地を活用する案に加え、建物を存続して活用する新たな案をまとめました。
新たに加えられた案では、「松江テルサ」の建物を市民や旅行者の交流・滞在の場として活用、現在、駅北側にあるバスターミナルやタクシー乗り場の配置を見直し、駅前広場を新たに整備することなどが盛り込まれています。
松江駅前デザイン会議・田部長右衛門会長:
観光客、市民の皆様の利便性が改善されていくことが一番。それに付随してハードの整備、そして周辺の開発が行われていくべき。
デザイン会議は2つの案を最終案として、年内に上定市長に提出することにしています。