10月25日から開催される全国U18女子セブンズラグビー大会に富島高校が出場します。
選手たちは全国の強豪との対戦を楽しみに練習に励んでいます。
富島女子ラグビー部は、宮崎県内の高校で唯一の女子ラグビー部。
「ALLSMILE」をスローガンに競技に打ち込んでいます。
チームは、9月に行われた7人制ラグビーの大会、「九州U18女子セブンズラグビー」で3位に入り、全国大会出場を決めました。
(堀口陽凪キャプテン)
「とてもいい試合ができたと思います」
(杉谷歩乃佳選手)
「これまで頑張ってきて良かったと思いました」
部員15人中10人が高校から競技を始めたという富島女子ラグビー部。
チームの特徴について黒木隆平監督は。
(黒木隆平監督)
「経験者と未経験者関係なくみんなが一生懸命練習に取り組んで、経験者がそろうチームに勝つためにいろんな努力を重ねてきたので、苦しいことも全員で一生懸命頑張れるチーム」
チームをまとめるのは、キャプテンでウイングの堀口陽凪選手。
(堀口陽凪キャプテン)
「スピードと体幹の強さが自分の武器だと思うのでそこを生かして試合でもトライにつなげたい」
小学1年からラグビーを始め経験値も高い堀口選手。
巧みなステップと突破力でトライ量産を狙います。
(堀口陽凪キャプテン)
「(全国大会は)まず1勝を目標に頑張りたい。3トライが個人の目標です」
攻撃の起点となるのはスクラムハーフの河野央惺選手。
豊富な運動量でコートを駆けまわり、攻守でチームに貢献します。
(河野央惺選手)
「(全国大会では)3年間やってきたことを存分に発揮してどこまで通用するかが楽しみ」
チームの司令塔は、スタンドオフの杉谷歩乃佳選手。
パスやラン、タックルにバランスのとれたオールラウンドプレーヤーです。
(杉谷歩乃佳選手)
「(高校生)最後の大会なのでワントライしてチームを勝たせます」
全国の強豪と渡り合うためフィジカルトレーニングにも精力的に取り組む選手たち。
黒木監督は大舞台での活躍に期待を寄せます。
(黒木隆平監督)
「目標とする舞台に届いたので(今度は)自分たちの力が今どれぐらいかを試す機会と捉えているので宮崎県の代表、九州の代表として胸を張ってプレーしてほしい」
「全国大会頑張るぞ!オー」
全国U18女子セブンズラグビー大会は、10月25日と26日に埼玉県で開催され、富島高校は1回戦で三重県の四日市メリノール学院と対戦します。