“洋上の高級ホテル”とも称される「国際クルーズ船」が酒田港に寄港し、贅(ぜい)を尽くした船内が関係者に披露された。
23日朝、酒田港に寄港した「セブンシーズエクスプローラー」は、最上級の設備とサービスを誇る豪華客船で、“洋上の高級ホテル”とも称されている。
この船はアメリカの会社が所有するマーシャル諸島船籍の国際クルーズ船で、世界中の約700人の旅行客が旅をしている。
酒田港に午前8時に着岸すると、おもてなしのセレモニーが行われ、乗客が続々と降り立った。
(アメリカから)
「天気も素晴らしいし、こうした催し物で歓迎してもらえるのでとても楽しみにしていた」
「酒田の文化ときれいな景色。お寺めぐりもしたい」
この国際クルーズ船の酒田港への寄港は初めてで、船内で行われた記念のセレモニーでは、酒田市の矢口市長から船長に「傘福」「日本酒」など、県ゆかりの品々が贈られた。
(酒田市・矢口明子市長)
「こんなに美しい船が酒田に来てくれてとてもうれしく思う。(Q.酒田のどこを楽しんでほしい?)美しい景観と文化・歴史、そして食べ物です」
さらに23日は、関係者に船内が公開された。
客室は全室スイートで、船内には複数のレストランやプールも備えていて、関係者は贅を尽くした内装に魅了されていた。
10月17日に東京港から始まった船旅は、酒田を含む各地の港をめぐり、25日に韓国・釜山に寄港し、10月28日に再び東京へ戻るという。