平和な社会の構築に向け、対話を重ねることの大切さについて考えるフォーラムが22日、沖縄県浦添市で開かれました。

これは「高校生ちゅらマナーアップフォーラム」の一環で開かれたもので、22日は「平和と対話」をテーマに、およそ300人が参加しました。

生徒たちは友人や家族と考えが違ったときにどう話しあえばよいかや、相手の考えを理解するために大切なことについて意見を交わしました。

沖縄水産高校 菅野まみさん:
なんでその人がそう思ったのかをいっしょに考えていくことで「対話と平和」につながっていくのでは

南部商業高校 大宮優羽香さん:
対話は対立を小さくし、理解を広げることができます。争いを繰り返さないために、私たちは日常の身近な話し合いから、対話の力を育てていきたいと思います

フォーラムではこのほか、平和教育に詳しい下向依梨さんが講演しました。

下向依梨さん:
「正しさ」よりも、「理解しようとする力」が平和を作る。「正しさ」というのは人それぞれ違う。もしくは観点・視点が変わると、正しいことも変わったりする

高校生たちは対話を重ねる事や、考えの違いを乗り越え理解し合うことの大切さについて思いを巡らせていました。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。