無人航空機ドローンを使って下水道管の内部を調査する研修会が、23日坂井市内で開かれました。
  
福井県が企画したこの研修会は、坂井市にある九頭竜川浄化センターで行われ、各市町の下水道の担当者ら約50人が参加しました。
  
使われたのは今年1月に起きた埼玉県八潮市の道路陥没事故で投入された機体で、業務用ドローンでは最小の手のひらサイズです。
  
参加者らは、敷地内の長さ90メートルの下水道管を点検する映像を見学しました。
  
県河川課上下水道室の石田勝一室長は「思った以上に画像もきれいに撮れていて、第一に人が入らなくていいので安全性が高い」と話していました。
   
県は今後、安全性や効率性に優れたドローンでの点検を普及させたいとしています。   

福井テレビ
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