福岡市のマンションで3月、70代の夫婦が遺体で見つかった事件で、警察は妻を殺害した殺人の疑いで夫を容疑者死亡のまま書類送検しました。
福岡市中央区唐人町のマンション敷地内では今年3月、77歳の夫が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、74歳の妻の遺体がマンションの部屋の浴槽で発見されました。
夫は病院に運ばれましたが死亡しました。
妻は浴槽に張った水に顔をつけた状態で亡くなっていて、警察は状況などから77歳の夫が妻を沈めて溺死させた殺人の疑いが強まったとして、容疑者死亡のまま夫を書類送検しました。
警察によりますと夫婦は2人で暮らしていて、夫が妻を殺害した後、マンションの階段の踊り場から飛び降りて自殺したとみられています。