10月21日発足した高市新内閣。福島の復興に関係する閣僚が、それぞれ意気込みを語った。

「特に福島県ですね。まだまだ先の長い取り組みがございます。ここは大切に、大切にしながら、しっかりと人手も割き、力を抜くことはございません」21日の就任会見で福島の復興について言及した高市新総理。

今後の復興政策に大きく関わることになる3人の閣僚も、それぞれ福島が抱える課題に取り組む決意を述べた。

赤澤亮正経産相:「(福島第一原発の廃炉は)しっかり取り組んでいかなければならない最重要課題の一つだという風に思っています。誠心誠意努めて参りたいという風に思っております」

石原宏高環境相:「福島のですね、中間貯蔵施設にある再生土壌をですね、いかに利用していくか。これ計画もあれですけど、しっかりと進めていきたいと思います」

牧野京夫復興相:「まだ地元の皆さんは復興半ばということをお思いでしょうから、その気持ちを十分受け止めて、頑張っていきたいと思っています」

一方、除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設の整備のため、先祖代々の土地を国に売り渡した住民は…。
大熊町の松永秀篤さんは「今まで歴代首相と一緒で足繁に通って欲しいなって、福島にね。現実を見てほしいな。初の女性首相だから、女性の視点で、今までと変わった視点でこう見てくれんのかなって」と期待する。

被災地の課題に寄り添いながら、スピード感のある対応が求められる。

福島テレビ
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