前線の南下の影響で、九州南部では一気に涼しい空気が入ってきました。

この気温の変化に伴い、街の人たちの装いや求めるものも大きく様変わりしているようです。

21日と比べて日中の気温が2.6度も下がった鹿児島市。

今週日曜日まで真夏日だったとは思えないほど一気に秋めいた街では、長袖を着たり、上着を羽織ったりする人の姿が多く見られました。

街の人
「パジャマとかも長袖になったり、インナーも厚手のものにしました」
「朝、寒くて起きれなくなる。お布団にまだいたいと思うと季節が秋や冬に近づいた(と思う)」

中にはホットドリンクを手に半袖姿の人も…

「(服装)間違えました(笑)。寒いです。さっきホット買いました」

多田百合香記者
「山形屋の焼きいも屋さんです。寒いせいか焼き上がりを待つお客さんが列を作っています」

そんな季節の変化にあわせて今、大にぎわいなのが「山形屋の焼きいも屋さん」です。

ここでは1日に6回焼きたての焼きいもを提供していて、焼き上がりの5分ほど前には店の前に客の列がー

販売開始と同時に焼きたての焼き芋を買い求めていきます。

買い物客
「寒くなってきたので(買いに来た)。冬になると必ず買いに来ている」

Q.焼きいも何個買いましたか?
「5個買いました。父2個、母2個、私1個」

用意した約200本の焼き芋は販売開始から約20分で売り切れていました。

23日の朝も、鹿児島市の気温は19度が予想されていて、朝から冷え込む見込みです。

心も装いも秋の準備が必要となりそうです。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。