停滞している前線の影響で、種子島・屋久島地方と奄美地方では引き続き激しい雨のおそれがあります。
土砂災害に厳重な警戒が必要で、鹿児島県十島村には避難指示が出されています。
停滞している前線に暖かく湿った空気が流れ込み、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定になっています。
20日の降り始めから22日午後3時までの降水量は、中種子町で274ミリ、南種子町上中で266.5ミリ、また、十島村の平島で222.5ミリなどとなっています。
現在、中種子町、南種子町、十島村に土砂災害警戒情報が、西之表市に大雨警報が出されています。
また、十島村では大雨警戒のため全域に避難指示が出されています。
23日正午までに予想される24時間降水量は多いところで、種子島・屋久島地方で120ミリ、十島村で100ミリとなっています。
交通にも乱れが出ています。
海の便では種子屋久高速船、フェリー屋久島2など種子島・屋久島方面の便を中心に欠航が相次ぎました。
23日もすでに種子屋久高速船の午前中の便、フェリー屋久島2、プリンセスわかさが欠航を決めています。
ここで週間予報を見てみましょう。
種子島や奄美大島は土曜日ごろまで雨が降る予想です。
週末は気温が上がり、各地で25度を超える見込みですが、来週は秋らしさを感じられる日が増えていきそうです。
気温の変化がかなり大きくなるため体調を崩さないようお気をつけください。