南城市の古謝景春市長が22日会見を開き職員へのセクハラ行為について改めて否定しました。
古謝市長は市議会で不信任決議が可決されたのは「報道機関による情報操作があった」などと持論を展開しました。
古謝景春 南城市長:
市長である私に対する第4回目の不信任決議案に関しては、情報が操作されて市民に正しい情報が開示されていないという懸念があります
22日沖縄県庁で弁護士と共に会見した古謝市長は職員へのセクハラ問題を巡る不信任決議が市議会で3度否決されたにも関わらず4度目で可決されたのは「報道機関による情報操作があったためだ」などと主張しました。
セクハラ問題を巡っては古謝市長が被害を訴えた女性職員を問いただしたり口止めしたりした際の音声データの存在が明らかとなっていますが市長側は報道された音声について「不利になる内容に編集や加工がされている」などと反論しました。
ところで古謝市長は会見の目的について報道各社に「市議会の解散と市議会議員選挙に関する見解を発表する」と通知していました。
しかし、自身を擁護する候補を支援するかなどといった質問に対し「告示まで検討する」などと明言を避けました。
市長が議会を解散したことに伴う南城市議会議員選挙は11月9日に投開票される予定で定数20に対し26陣営が出馬を検討しています。