「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から40年前の1985年10月から、山陽新幹線に2階建て車両がお目見えし営業運転を始めました。
2階建て新幹線は、当時の国鉄がライバルの飛行機に対抗しスピードと快適さをアピールしようと導入されたものです。
【笠間アナ】
「ここはグリーン車の2階席です。眺めが大変いいです。これまでですと、防音壁で外があまり見えなかったんですが、防音壁が下のほうに見えますので、景色はずいぶんといいです」
【乗客は】
Q:景色どうですか?
「なかなか眺めがよろしいです」
【笠間アナ】
「今度は食堂車にきました。ご覧のように、窓が広くて、大変明るい感じがします。
食事の方も大変美味しいんじゃないでしょうかね」
【乗客は】
Q:どうですか乗り心地は?
「いや、もう最高じゃないですか。振動も少ないしね」
2階建て新幹線は、人気を博しましたが、車両が重いのが難点で、その後、スピード化の時代とともに姿を消しました。