アメリカの大手メディア「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」は、全事業の売却を含む幅広い選択肢の検討を始めたと発表しました。
映画やテレビ事業、ニュース専門局CNNなどを傘下に持つ同社は、業績の低迷を背景に、これまで映画・配信部門とテレビ部門を分離する再編計画を進めてきました。
しかし21日、複数の企業から買収の打診を受けたことを明らかにし、会社全体の売却も選択肢のひとつとして検討するとしています。
デビッド・ザスラフCEOは「資産価値を最大限引き出すための戦略的な見直しだ」とコメントしています。
アメリカメディアによりますと、これまでに配信大手のネットフリックスやメディア大手のパラマウント・スカイダンスが買収に関心を示しているということです。