北海道網走市で息子が92歳の父親の遺体を遺棄した事件で、その後の調べで遺体は死後数カ月以上経っているとみられることが新たに分かりました。

 死体遺棄の疑いで送検された網走市の無職、一條雅彦容疑者(61)は、同居していた父親の武さん(92)の遺体を自宅に放置し遺棄した疑いが持たれています。

 その後の調べで、遺体は布団の上で見つかり、死後数カ月以上経っているとみられることが新たに分かりました。

 また、遺体は腐敗し一部が白骨化していました。

 調べに、一條容疑者は「葬儀費用が払えなかった」などと容疑を認めていて、警察は一條容疑者が武さんの年金を不正受給していなかったかなど生活実態の解明を進めています。

北海道文化放送
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