新潟市保健所は21日、新潟市内のラーメン店で「まぜ麺」を食べた7人が食中毒になったと発表しました。市は該当のラーメン店に3日間の営業停止を命じました。
食中毒が発生したのは、新潟市西区の「らーめん八起」です。
新潟市保健所によりますと、10月8日に当該ラーメン店を利用した2グループ17人のうち7人が、10月9日から13日にかけて下痢・腹痛・発熱などの食中毒の症状を発症しました。7人全員が「まぜ麺」を食べていたこと、7人に便検査したところ6人からサルモネラ属菌が検出されたこと、患者の症状および潜伏期間がサルモネラ属菌によるものと一致したこと、患者の共通の食事が10月8日に当該ラーメン店で提供されたものに限られることなどから、新潟市保健所は、当該ラーメン店の食中毒と断定しました。
新潟市保健所は当該ラーメン店について、10月21日から3日間の営業停止を命じました。また、患者の症状は快方に向かっているということです。
これで今年、食中毒の発生は新潟県内で20件184人、市内では6件31人に上っています。