屋根の上に積もった雪。
北海道北部の幌加内町朱鞠内では、10月20日の夜から雪が降り、21日午前5時には4センチの積雪を観測。今シーズン初めて本格的な雪景色となりました。
幌加内町朱鞠内で4センチ以上の雪が積もったのは、2024年に比べて28日も早くなっています。
「いよいよ始まったなという感じです」(帰省中の人)
北海道内は、上空に11月下旬並みの寒気が流れ込んでいて、20日は、旭川市や網走市など、道北を中心に9地点で初雪が観測されました。
朱鞠内湖では、紅葉と雪の美しいコントラストの中、釣りを楽しむ人の姿も見られました。
「予報は見てたんで、降るかなとは思っていたけど、やはり降られて、ちょっとだけ心折れました」(キャンプで訪れた人)
また、今朝は冷え込みも強まりました。
北海道南部の七飯町大沼では、湖面から湯気のように水蒸気が立ち上る「けあらし」が現れました。
21日の朝の最低気温は、北海道東部の標茶町で氷点下6℃、陸別町で氷点下5.8℃など、道内71の地点で今季一番の冷え込みになりました。
上空の寒気はしばらく居座る予想で、朝晩を中心に、寒さが続きそうです。