10月21日午後、自民党の高市早苗総裁がついに女性初の総理大臣に。
これを前にした午前、開かれた石破政権最後の閣議で石破内閣は総辞職し、政権運営を静かに終えました。
鳥取県選出では初めてとなった石破茂内閣総理大臣の在職は386日間でした。

石破前総理は多くの職員に見送られながら首相官邸を後にしました。

石破茂前首相:
1年でしたが、本当にいい仕事をさせていただいた。国会も一度も止まることなく、内政外交もこれはやらなくてはいけない、道筋をつけないといけないということがきちんとできたことは本当に皆さん方のおかげだと思っている。

石破茂前首相:
本当に地元の方々のおかげできょうがあるということを改めて胸に刻んで、一人一人の人たちに『石破、出して良かったな』と言っていただけるように今後とも努めてまいりたい。全国最小県で総理大臣を出していただいたことには、感謝以外の何ものもありません。今後ともよろしくお願いいたします。

石破前総理は加えて、高市新政権に対して「分断と対立ではなくて連帯と寛容」を求め、そして「一人一人に謙虚に、真摯に誠実に語りかける政権であってほしい」と述べました。

地元の山陰では…。
松江市民:
「短かったですよね、もうちょっとやりたかったでしょうね本人は」
「やっぱり期待していた以上のことができていなかったのでそこは残念。せっかく鳥取のおひざ元まで総理が出られたじゃないですか。

鳥取市民:
「鳥取にもうちょっとメリットが欲しかった」
「あと1年、2年あれば何かいいことができたんじゃないかと思う。ちょっと運が悪かった」
「石破さんも思うように動けなかったと思うので、今まであのような中で私はよくやられたと思います」

鳥取県・平井知事
「石破前総理かお電話いただきました。県民の皆様への感謝の気持ちを述べていました。高市新総裁は、地方にとっても総務大臣として色々お世話いただいた。私たち鳥取県からも期待したい」

島根県・丸山知事:
「(高市新総理は)歴史的な就任だと思う。高市総理の活躍を期待している。(竹島の日記念式典は)政府主催の開催だが、実現できない場合は県で行っている式典に閣僚の出席をお願いしたい」

TSKさんいん中央テレビ
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