プラントベースやビーガンのメニューは近年身近になりつつある。
17歳で肉食をやめ、SNSでビーガン生活の発信をしてきたのが、株式会社プラントベースコンサルティングジャパンで代表取締役を務める、ブリンクマン恵美さんだ。
「高校3年生の5月に先生から勧められたのが『持続可能性の秘密』というドキュメンタリーでした。食がどのようにして森林伐採につながっているのかを知って、すごく衝撃を受けました。じゃあ、どうやったら(社会を)変えられるかなと思ったときに、ビーガンじゃないレストランでも、ビーガンのメニューを導入する取り組みをしたらいいんじゃないかと思いました」
全国初のビーガンサークル
大学在学中に全国初のビーガンサークルを作り、学園祭では肉や卵を一切使わないパニーニの店を出したブリンクマンさん。
2024年6月にプラントベースコンサルティングジャパンを設立し、独創的なアイデアのビーガン料理の提供をはじめた。

さらに、ビーガンとしても知られているビリー・アイリッシュが来日した際に開かれたイベントではケータリングを担当した。
ビーガンをもっと身近に
豆腐とかぼちゃを卵サラダに見立てたのり巻きや、植物由来の食材で作られたビーガンいくらのちらし寿司など、色鮮やかで個性的な料理が生まれている。

会社の設立パーティーでビーガン料理を食べた人たちは「肉じゃないからあまりおいしくないかと思ったけどおいしかった」「体によさそう」と楽しんでいた。
ビーガンをもっと楽しくもっと身近にしたい。
ブリンクマンさんは「ビーガンやプラントベースの選択が当たり前の社会にしたいと思っていて、多様な“食選択”があるんだよということを発信していきたい」と未来を見据えた。
SDGs
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/sdgs.html
「フューチャーランナーズ~17の未来~」
次回10月29日(水)22時54分-23時放送
■動画はこちらから
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/archive_328.html
■過去の動画一覧はこちら
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/archive.html
