
出入り口がある地下1階は、多くの観光客らでごった返していた。現場には銃を所持した兵士や大勢の警察官の姿があり、物々しい雰囲気となっていた。

退避から10分後、美術館側から「安全が確認された」として再入場の許可が出るも、数分後、すぐに館内から出るように再び命じられたという。
結局、この日は終日閉館となった。

現場に遭遇した原佑輔記者:
ちょうど犯行が行われた部屋の方に歩いて行ったら、急に前から大量の人が走ってきた。叫び声が聞こえたのと、もう足音がすごかった。テロが起きたともう一番に思った。
美術館を訪れていた観光客たちからも、「映画みたい。パリに来たからモナリザは見たかった」「焦げ臭いにおいがした。何のにおいやろと思い行ったら、強盗があったみたいな」など、困惑の声が聞かれた。

強盗団は、館内に用意していたバイクで逃走したという。

事件後、ダイヤモンド1300個以上などであしらわれた王冠が美術館の近くで発見された。
事件から一夜明け、ルーブル美術館は19日に引き続き、20日も閉館している。
(「イット!」10月20日放送より)
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