韓国・大田市にある政府関連施設内のサーバールームで、爆発が起きた瞬間がカメラに捉えられた。この爆発で政府システムの一部が停止するなど、韓国内で大きな影響が出ている。
政府施設のサーバールームが“爆発”
韓国・大田市で9月26日、政府が管理するサーバールームで撮影されたのは突然の爆発だ。

室内では激しく火花が飛び散り、煙が充満していた。いったい何があったのか。

爆発が起きたのは、国家情報資源管理院の施設内にあるサーバールームだった。当時、現場では作業員が電動ドライバーを使って作業していた。

すると次の瞬間、室内が突然爆発した。さらにその直後にも再び爆発が起き、バチバチと火花が散り、白い煙が立ちこめた。

あわてて消火にあたったものの、この際に1人がやけどを負ったという。
サーバーの火災で韓国内のシステム混乱
爆発の原因は何だったのか?
地元メディアによると、リチウムイオン電池を移動させる際に火花が発生したことが原因とみられている。

この火災によって郵便システムなど、韓国政府の複数のシステムがダウンした。
配達や現金の出し入れができなくなり、預金や保険の取引も停止するなど、一時的に国内が大混乱に陥った。

現在、郵便システムは回復したが、全体の復旧率はいまだ約50%にとどまっているという。
(「イット!」 10月20日放送より)
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