秋を彩る紅葉シーズンがついに到来。

 札幌近郊の人気紅葉スポットと、途中で立ち寄りたい秋グルメをご紹介します!

 まずは、札幌市南区の定山渓エリア。

 定山渓温泉街の名所・二見吊橋周辺では、黄色やオレンジの色づきが確認でき、まもなく見ごろを迎える状況です。(※10月10日時点)

 定山渓の奥にある札幌国際スキー場周辺では、10月13日時点ではすでに美しい紅葉が。

 定山渓エリアの紅葉の見ごろは、10月18日辺りからと予想されています。

 定山渓の紅葉散策で立ち寄りたいのが、二見吊橋近くのシウマイ専門店「シウマイハヤマデタベルモノ」。

 こちらのお店は、注文を受けてから蒸し上げる熱々のシウマイが人気。

 定番の、ブラックペッパーと生姜の「ミックスシウマイ」は、鶏もも肉を使用した肉汁たっぷりの逸品です。

 さらにこの秋誕生した新メニュー「レッドジンジャーシウマイ」。

 紅生姜を練り込んだ、赤い見た目のシウマイ。

 タレのお酢の酸味と肉汁が絡み、紅生姜のツンとした辛さもありつつ、“甘さ”を感じる味わいが広がります。

 色合いも、これから迎える紅葉シーズンにピッタリ。

 さらにお店では揚げたてのコロッケも販売しており、紅葉を見ながらの食べ歩きも楽しめます。

 そしてこの時期の定山渓では、紅葉の名所を周遊するガイドツアー「紅葉かっぱバス」を運行中。

 続いては、そのバスの一部路線でも立ち寄る、札幌市南区の八剣山ワイナリーへ。

 敷地内では「八剣山あおぞら市」を10月26日まで開催。

 「八剣山ワイナリー近隣の6軒の農家さんから、その日の朝採れた野菜や果物、加工品を集めて販売しています」(八剣山ワイナリー企画営業部長 松島浩一さん)

 八剣山エリアで採れたブドウも1カップ100円で販売。

 そんな八剣山エリアの紅葉の見ごろは?

 「10月20日過ぎくらいがピークかなと思います。例年よりちょっと遅いようですね。八剣山はもちろん、その周りの山も結構キレイに色づきます。黄色、オレンジが多いです」(八剣山ワイナリー企画営業部長 松島さん)

 また、10月26日にはハロウィン気分も楽しめるイベント「八剣山大感謝祭」も開催されます。(午前11時~午後5時まで)


 続いては、恵庭市の紅葉スポットをご紹介!

 恵庭市の市街地から車で20分ほどの場所にある“恵庭渓谷”は、3つの大きな滝があり絶景の紅葉スポットといわれています。

 その中でも一番大きな「白扇の滝」へ。

 高さ15メートル、幅18メートルの白扇の滝。10月10日時点ではまだ緑が多かったものの、14日になって少しずつ色づきはじめた様子です。

 こちらも見ごろを迎えるのは、10月20日辺りの予想です。

 そして恵庭渓谷を訪れる際に立ち寄りたいのが、恵庭市の住宅街で16年営業している「ベーカーズテラス689」。

 「パティシエとしてケーキも作ってますし、ブーランジェとしてパンも作っている。二刀流のパンとケーキのお店です」(ベーカーズテラス689代表 會津達也さん)

 季節限定のパンも多いそうで、秋に人気なのが…

 店主の友人の農園で採れたさつまいもを使った、「スイートポテトのタルティーヌ」。

 バゲット生地の上に、ペーストしたさつまいもがたっぷり乗っていて、素材本来の甘みが楽しめます。

 店内のカフェスペースで味わうこともできます。

 続いてこちらは、愛媛県産中山栗を使用したモンブラン。

 中山栗は「日本三大栗」のひとつ。なんと中にも、栗が半分入っています!

 こちらは、恵庭産のエビスかぼちゃを使ったモンブラン。

 中には生チョコが入っていて、和と洋のコラボレーションが楽しめます。

 紅葉シーズンは気温も下がってきているため、防寒対策もお忘れなく。

 各スポットとも駐車場が混雑することが予想されるため、公共交通機関の利用や早めの時間帯での訪問がおすすめ。

 週末を利用して、北海道の秋の絶景と味覚を満喫してみてはいかがでしょうか。

北海道文化放送
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