新春の春の高校バレー全国大会への出場権をかけた秋田県代表決定戦が19日、由利本荘市で行われ、女子は秋田北、男子は雄物川が優勝し、全国切符を手にしました。
女子の決勝は、秋田北と秋田令和の秋田市勢対決となりました。
第1セット、先に波をつかんだのは高さで勝る秋田北でした。ブロックポイントで流れをつくると、ミドルブロッカー吉田の豪快なスパイクが要所で効果的に決まり、秋田北が第1セットを先取して王手をかけます。
第2セットは終盤まで一進一退の接戦となりますが、抜け出したのは秋田令和でした。エースの鈴木が躍動。秋田令和が取り返し、試合は最終セットにもつれ込みます。
勝負の第3セット、両チームのエースが気を吐きます。どちらも一歩も譲らず終盤に向かいますが、抜け出したのは秋田北でした。最後まで粘る秋田令和を振り切り、4年ぶり7回目の春高全国を決めました。
なお、男子決勝は雄物川が秋田工業を下し、31年連続31回目の春高全国出場を決めました。
春の高校バレー全国大会は2026年1月5日から東京体育館で行われます。