10月26日に投開票日を迎える宮城県知事選挙。選挙戦も終盤に入ります。候補者は各地を回り、支持を訴えています。
現職の村井嘉浩氏は、週末、仙台市内の祭りなどを回り、訪れた人たちと交流を図りました。仙台市内での演説には自民党の新たな税調会長となった小野寺五典氏も駆けつけ、国との連携をアピールしました。
現職 村井嘉浩氏
「しっかりと皆さんの期待に応えられるよう、国と力を合わせまして物価高対策、しっかり取り組んでいくとお約束します」
元参議院議員で新人の和田政宗氏は、駅や公園など人が集まる場所で自身の公約をアピール。政策の覚書を結んだ参政党の神谷代表は2日連続で応援に入りました。
新人 和田政宗氏
「宮城県の少子化、合計特殊出生率 全国46位。こういう状況を変えていかなくてはならない。私はこれを一丁目一番地に掲げて、皆さまに訴えをさせていただいている」
自営業で新人の金山屯氏は、主にJR仙台駅前で街頭活動。少子化対策として仙台市への場外馬券売り場誘致などを訴えています。
新人 金山屯氏
「多賀城市への遷都と、皇室の典範の改正と、少子高齢化の3つをなんとかしないと、日本がどうもおかしくなっている」
元県議会議員の新人・遊佐美由紀氏。週末は、仙台市郊外の商業施設などを回り、5期20年の村井県政からの刷新を訴えました。
新人 遊佐美由紀氏
「今だからこそ、県政を変えて、一人一人が安心するために、『福祉立県みやぎ』という大きな目標に向かって、私は皆さまに訴えております」
角田市の元職員で新人の伊藤修人氏。地域の声を反映したいという思いから、沿岸部などにも積極的に足を運んでいます。
新人 伊藤修人氏
「しっかりと住み続けていける地域、誰一人取り残さない地域を作っていくことが、地域だけではなく、宮城県全体の持続可能性につながっていくのです」
宮城県知事選挙は、来週26日に投票が行われ、即日、開票されます。
県選挙管理委員会によりますと、10月19日までに期日前投票を済ませた人は、有権者全体の8.6パーセントにあたる16万2380人でした。
4年前の前回の知事選の同じ時期と比べて1.77倍となっています。
仙台放送のホームページでは知事選の特設サイトを開設し、候補者のインタビューをほぼノーカットで掲載しています。
そして、投開票日の26日午後8時からは最新の開票状況をお伝えします。