佐世保市の「YOSAKOIさせぼ祭り」は19日フィナーレを迎え、全国各地から集まった129チームの踊り子たちの演舞でまちは熱気に包まれました。
佐世保市のアーケードをパレードする踊り子たち。
華やかでダイナミックな演舞で、沿道の人たちを魅了します。
2024年の大賞「美勝女隊」メンバー
「パレードは歩きながら進むので疲れますが、お客さんの歓声がよく聞こえてすごく楽しいです」
YOSAKOIさせぼ祭りは10月17日から19日までの3日間、佐世保市内の12会場で開催されました。
27回目となる今回のテーマは「漲る」。
佐世保市をはじめ九州各県や本場・高知などから129チームが出場し、熱気あふれるパフォーマンスで町を盛り上げました。
夕方からは、名切お祭り広場でファイナルステージ。
審査を勝ち進んだチームなど15チームが演舞を披露し、いよいよ結果発表です。
「大賞はこの曲のチームだ!」
2025年の大賞に輝いたのは結成して6年、福岡県大牟田市の「宵あさ」です。
九州の伝統文化を多くの人に知ってもらいたいと、今回は長崎くんちの龍踊やコッコデショを演舞に取り入れました。
「コッコデショ!コッコデショ!コッコデショ!」
大賞に輝いた「宵あさ」の代表
「見てくれたお客さんの声援が力になりました」「全国の祭りにも参加して皆さんの九州との出会いのきっかけになればと思います」
最後の総踊りでは、踊子たちのエネルギーがひとつに。
祭りは熱気の中、幕を下ろしました。