県教育委員会は、交通違反について説明していた警察官の胸元を掴み公務執行妨害罪で略式起訴された60代の男性職員を戒告の懲戒処分としたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは県教育委員会事務局の会計年度任用職員の60代の男性です。
この職員は今年5月、唐津市内の路上で交通違反の取締をしていた警察官に一時不停止でとめられた際、違反について説明している警察官の服の胸元を掴み、「ふざけるな」などの暴言を吐いたということです。
男性職員は今年9月に公務執行妨害罪で罰金30万円の略式命令を受けていて、県は20日付けでこの職員を戒告の懲戒処分としました。
県教育委員会に対し男性職員は「違反をした自覚がなくカッとなった。今後二度と繰り返しません」と話しているということです。
職員は20日付けで退職しています。