「森友学園」に関する公文書改ざん問題で、自殺した元職員の妻が、改ざんに関与した職員とのやりとりに絞って文書を開示するよう財務省に申し入れました。
この問題を巡っては、財務省に改ざんを指示され自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻・雅子さんが関連文書の開示請求を行い、これまで4回にわたり開示されています。
10月8日には、俊夫さんが送受信したメールなどが開示されましたが、膨大な量に上ることから、雅子さんは佐川宣寿元理財局長など、改ざんに関与した職員とのやりとりに絞って開示するよう財務省に申し入れました。
赤木俊夫さんの妻・雅子さん:
「紙爆弾」みたいな感じで、本当に大切なところをうやむやにされているような感じがします。本当に苦しんでいる夫のことを少しは思ってほしい。
改ざんの指示が誰から始まったのかなどがいまだ明らかになっておらず、雅子さんは再調査の必要性も強く訴えています。