知人女性の車にスマートフォンを取り付け位置情報を取得するストーカー行為をした疑いで、自称派遣社員の男が逮捕されました。

男は容疑を認め、「女性のことが好きで知りたい気持ちを抑えきれなかった」と供述しているということです。

【久保田優果記者】
「木村容疑者の自宅から押収されたスマホはなんと21台。
(女性の車から見つかった1台は)
モバイルバッテリーと一緒にこのような黒いテープでぐるぐる巻きにされて、隠されていたということです」

ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区八反田に住む自称派遣社員 木村公俊容疑者(37)です。

警察によりますと、木村容疑者はことし6月頃から9月頃まで20代の知人女性の車に、GPS機能が付いたスマートフォンを取り付け、女性の位置情報を取得するストーカー行為をした疑いが持たれています。

女性が9月下旬、外付けのスペアタイヤと車体の間からモバイルバッテリーとつなげてあったスマートフォンを発見し、警察に相談。

警察は、スマートフォンの解析などから木村容疑者を特定し、16日逮捕しました。

調べに対し、木村容疑者は容疑を認め、「女性のことが好きで、知りたい気持ちを抑えきれなかった」と供述しているということです。

警察は、木村容疑者の自宅からストーカー行為に使用されたとみられるスマートフォン21台やタブレット端末3台、ノートパソコン1台などを押収しました。

木村容疑者は位置情報が分かるアプリを入れたスマートフォンを女性の車に設置し、居場所を把握していたとみられていて、警察は余罪があるとみて押収した機器を解析するなど調べています。

テレビ熊本
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