ひなた県総合運動公園の新たなテニスコートが、10月18日から一部の供用が始まります。これを記念して宮崎市で、日本テニス協会の伊達公子理事などによるパネルディスカッションが行われました。

宮崎北ロータリークラブの例会で行われたパネルディスカッションには、日本テニス協会の土橋登志久専務理事や伊達公子理事などが登壇しました。

(日本テニス協会 伊達公子理事)
「心待ちにしていた日がいよいよ明日だという思いで、非常に楽しみ」

現在、改修工事が行われているひなた県総合運動公園のテニスコート「ひなたTENNISPARKMIYAZAKI」は、10月18日に24面のうち屋外12面で供用が始まります。
日本テニス協会が県に要望を重ねたこともあり、砂入り人工芝だったコートが世界最高峰の四大大会でも使用されるハードコートに生まれ変わり、国際大会の誘致などにも期待が高まります。

(日本テニス協会 土橋登志久専務理事)
「国際トーナメントになると、アジア諸国やヨーロッパの選手も来る。宿泊や食事、観光において、テニスを通じて宮崎県の皆さんに貢献できる」

(日本テニス協会 伊達公子理事)
「ナイターの時のライトの照度や、後ろや横のスペース。(国際大会での)規制が年々厳しくなっていく中ですべてといっていいですよね」

(日本テニス協会 土橋登志久専務理事)
「すべてを越しているところもある」

(日本テニス協会 伊達公子理事)
「それくらい揃っているコート」

来年3月には屋内コートやクラブハウスが完成する予定で、伊達さんは自らが立ち上げたジュニア育成プログラムでも積極的に利用したい考えです。

(日本テニス協会 伊達公子理事)
「スタートの地点から世界基準で練習していくことが、必要不可欠な状況だということを世界で戦う中で感じてきた。やはり困る、私たちでも。どこでやる、どこがある、ハードコートでインドアもあって…実はない。積極的に宮崎の地を利用してキャンプを行いたい」

10月18日はオープニングセレモニーが行われ、伊達理事と河野知事の打ち初めや県内トップジュニア選手を招いての強化試合などが行われる予定です。

テレビ宮崎
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