名古屋市営地下鉄「塩釜口駅」近くに、まるでラーメンのような“背脂うどん”を出す話題の店があります。煮干し出汁に背脂、自家製煮豚を合わせた新感覚の一杯が人気です。
■見た目はラーメン…話題の「煮豚月見うどん」
地下鉄「塩釜口駅」から徒歩1分の場所にある「煮豚月見うどん 中西製作所 塩釜口店」の看板メニューは、見た目がラーメンのような「煮豚月見うどん」(800円)です。

客:
「見た目ラーメン、中はうどんだった」

煮干しでとった醤油の和風出汁に、背脂をたっぷり加えてコクをプラス。そこに茹でたうどんを投入したところで、2日間かけて作る自家製の煮豚をトッピング。仕上げに、水菜とネギ、柚子を入れ、最後に生卵をのせたら完成。

客:
「普通のうどんの醤油だし。今までのうどんとは違う、新しいモノを食べた感じ」
別の客:
「背脂合うのかな?と思ったけど、あっさりしていておいしい」
■まぜそば風「まぜうどん」やスタミナ炒飯も…ユニークなメニュー揃う
ほかにも、台湾まぜそばのように絡めて食べる「まぜうどん」(800円)や、ニンニクチップがたっぷりのった「うどん屋のスタミナ炒飯」(600円)などユニークなメニューが揃います。

さらに、「餃子」(5個400円)まであります。なぜうどん店なのに、チャーハンや餃子を出しているのでしょうか。

煮豚月見うどん 中西製作所の担当者:
「“うどん屋さんにはチャーハンや餃子はない“イメージを変えるために取り入れた。今後も“うどん屋さんらしくない”イメージのメニューを取り入れていきたい」
これまでのイメージを覆すユニークなメニューが揃ううどん店。2025年9月には安城市に2号店がオープンしました。

名古屋発の新しい“背脂うどん”。その斬新な一杯が、次なるご当地名物になるかもしれません。