2月8日に投開票された衆議院選挙。東海地方でも、自民が圧勝の結果になりました。東海3県25選挙区のうち、21議席を得ています。

自民 三重4区 鈴木英敬氏:
「高市政権の信任を問う選挙の中で、私自身が党のど真ん中で仕事をする、支える立場でありましたので。責任重大であると気を引き締めているところであります」

自民 愛知5区 岡本康宏氏:
「地域のため、国家のため、命がけで頑張っていく」

 中でも、中道の重鎮・岡田克也さんから議席を奪う“ジャイアントキリング”を果たした、三重3区の元職・石原正敬さん。9日朝、雪景色の菰野町で有権者と喜びを分かち合いました。

自民 三重3区 石原正敬氏:
「めっちゃ驚いていますよ。最後の最後まで本当に信じられなかったですね。(地元の人は)皆さん『岡田克也』と書いてきた方なので、それがまさか『田舎の町長をしていた石原がなるんか』みたいな、『時代変わったな』みたいな感じじゃないですかね」

 一方、公示のわずか3日前、岐阜4区からの立候補を表明した前の県議・加藤大博さん(46)。選挙期間中の取材では…。

自民 岐阜4区 加藤大博氏:
「毎日カツです。ゲン担ぎで。無名の新人が当たり砕け散るところを記録するっていう…」

 と、弱気な様子を見せていましたが、10万3000票余りを獲得し、中道の前職・今井さんを破りました。

自民 岐阜4区 加藤大博氏:
「知名度もない何もない中で、この加藤大博を支えていただいた。この期待を必ず実現しなければならない」

加藤氏の妻・さやかさん:
「突然のことでびっくりしましたけれども、夫が決断したことを信じておりました。まずは夫を信じ、支えていきたいと思います」

 愛知12区は、自民の青山周平さんが中道の重徳和彦さんに勝利し、裏金問題で大敗した前回からリベンジ。

自民 愛知12区 青山周平氏:
「高市総理の政策に対する期待も高かったと思います」

中道 愛知12区 重徳和彦氏:
「力不足で、皆さま方に心からおわびを申し上げたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」

 2万票以上の差で敗れた重徳さんですが…。

中道 愛知12区 重徳和彦氏:
「今までも順風はなかったですよ。すべて逆風の選挙でした。それで…(ワァーっと会場が沸く)」

 インタビュー中に比例復活がわかり、公示前のおよそ3分の1にまで減った中道の一員として、強い使命感を口にしました。

中道 愛知12区 重徳和彦氏:
「選挙区で落ちて復活できなかった方が山ほどいて、小選挙区で勝てる人はほとんどいなくて、比例復活もほとんどできていない状況ですから、そういう意味でもちろん重たいものなんですけど。6期目なので、何人分か働きたいと思いますね。1人の体じゃないというつもりでやっていきます」

 中道は、東海3県の選挙区で一つも勝てない大惨敗。比例復活も重徳さん1人のみでした。

中道 岐阜4区 今井雅人氏:
「ものすごい高市旋風が吹いておりまして、私自身もこの激しい風を跳ね返すだけの実力がなかった」

中道 愛知10区 藤原規真氏:
「全国的な傾向を見ていくと、受け皿たりえなかったということは、客観的にはっきりしたと思っています」

 愛知1区、名古屋市東区の河村たかしさんの事務所では…。

Q.前回は20時当確だったが
減ゆ 愛知1区 河村たかし氏:
「まぁしょうがないわな、そりゃ。こんだけ野党に魅力がなかったら、高市さんに持っていかれますわ」

 投票終了と同時に当選確実が出るのが当たり前だった選挙モンスターも、今回は「サナエフィーバー」に押され、圧倒的大差で勝利とは行きませんでしたが…。

減ゆ 愛知1区 河村たかし氏:
「“超ウルトラ逆風”の中では、1票入れてくれた人に本当にサンキューベリーマッチ。よく入れてくれたと、河村さんに。その分、肩に背負った荷物が重たいゆうことだわ」

 恒例のこのセレモニーも…。

司会:
「氷入りのバケツでございます。今マイナス1.5℃だそうです。1杯目いきま~す。…さぁ次行ってください!」

減ゆ 愛知1区 河村たかし氏:
「まぁええ、まぁええ」

司会:
「さすがにちょっと厳しかったですかね」

 広沢市長が5杯目のバケツを手に取るも、あまりの寒さに辞退…。支援者に抱えられて、温かいお風呂へ向かいました。

減ゆ 愛知1区 河村たかし氏:
「背中からだいぶ入ったもんでよ…」

 衝撃の選挙結果から一夜明け、愛知3区で自民の新人・水野良彦さんにおよそ3万票差で敗れた、当選10回のベテラン・中道副代表の近藤昭一さん。

中道 愛知3区 近藤昭一氏:
「見えない相手と戦っているような気がしました。(中道より)『立憲の方が分かりやすかった』という声も聞くけれども、うまく浸透しなかったと」

 一方、愛知7区、国民の前職で4人の子供を育てる日野紗里亜さん。自民の元総務大臣・鈴木さんを振り切り、2回目の当選を果たしました。

国民 愛知7区 日野紗里亜氏:
「『ママ勝った?勝った?』って言って、『比例じゃなく選挙区で?』って、小学生がこんなこと言うんだみたいな。野党の意見がこれだけ小さくなってしまうと、すぐに政策を通すことは困難かと思うんですけれども、世論を作っていくことによって国会が動くことも見てきましたので、そういった部分でしっかりと政治家として社会に発信していきたいと思っています」

東海テレビ
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