特殊詐欺グループなどに“横流し”か。預金口座を売買する日本最大規模のブローカー集団のリーダーらを逮捕です。
警察によりますと、西川悠輔容疑者(32)ら男女7人は、福島県の女(37)に報酬を支払う約束をして契約させたスマートフォンを、預金口座と紐づけさせたうえで譲り受けた疑いが持たれています。
西川容疑者は「雨グループ」と呼ばれる国内最大級の口座ブローカー集団のリーダーで、特殊詐欺グループなどに年間およそ1000口座を渡していたということです。
少なくとも1億円以上の詐欺被害に繋がっていたとみられ、容疑を認めている5人のうち、西川容疑者は「今までに同じようなことをしたことがあり、今回の件もその1つだと思う」と供述しています。