東京・深川署で捉えたのは、カメラに気が付いたのか、すぐに顔を伏せた鵜沢武彦容疑者(44)。

マッチングアプリで知り合った30代の女性から500万円をだまし取った疑いで逮捕されました。

鵜沢容疑者と女性がアプリで出会ったのは、2023年のこと。

鵜沢容疑者はプロフィールに「外資系金融機関に勤めている。仕事一筋だったので独身です」と掲載していました。

出会いから1カ月、鵜沢容疑者は女性と交際関係となると「外資系銀行に勤めている俺しか使えないアプリを使うから金利が高い。俺はプロだから大丈夫」と嘘の投資話を持ち掛けたといいます。

その上で「いつ子供ができてもいいと思っている」などと結婚をちらつかせ、現金500万円をだまし取った疑いが持たれています。

調べに対し、鵜沢容疑者は「500万円は交際していた複数の女性から借りた金の返済にあてたが、返済が済んだら投資しようと思っていた」と容疑を否認。

警視庁は金をだまし取られた女性が他にもいるとみて、余罪を捜査しています。