長崎市の活水中学校が16日に記者会見を開き、少子化などを理由に生徒の募集を停止すると正式に発表しました。
「78年の歴史を持つ活水中学校の募集停止は断腸の思いでございました」
生徒の募集を停止するのは、長崎市の活水中学校です。
活水中学校は1947年に設置され、これまでに約7000人が卒業しました。
1学年60人、3学年で180人の定員に対し、現在の在校生は46人で、25パーセントまで減少しています。
少子化の影響で入学者の確保が難しくなり、9月の理事会で生徒の募集停止を決定しました。
石村直義 校長
「高校からの募集について、これから新たな展開を強化していく」
今後は高校や大学の教育の充実に力を入れていきたいとしています。
英語の新たな教育プログラムなども検討していて、2026年初頭に発表する方針です。