諫早のガールズバーの経営者が、許可を得ずに接待営業をさせていたとして16日、風営法違反の疑いで逮捕されました。
2025年6月に罰則が強化されて以降県内で初めての摘発です。
KTN記者
「諫早駅近くの商店街です。その一画で許可を得ずに風俗営業していました。近くに人によりますと、夜は賑やかな声が聞こえていたということです」
風営法違反(無許可風俗営業)の疑いで逮捕されたのは、諫早市の飲食店経営 平山慎弥 容疑者(37)です。
警察によりますと平山容疑者は、自分が経営する諫早のガールズバーで許可を得ずに、少なくとも7人の女性従業員をテーブルに同席させ、客に酒類を提供して談笑させるなど接待営業をした疑いが持たれています。
違反情報を警察が入手し捜査したところ、犯行が明らかになりました。
平山容疑者は調べに対し「常習的に接待させていたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
ガールズバーは2024年から営業していて、警察はいつから違法行為をしていたかなど捜査を続けています。
ホストクラブで女性客が多額の借金を負わされるなどのトラブルが全国的に増えていることを受けて、風営法は2025年6月に改正されました。
無許可で営業していた場合の罰則は、これまでは「懲役2年以下または200万円以下の罰金」でしたが、6月からは「拘禁刑5年以下または1千万円以下の罰金」へと強化されました。
今回は法改正後、県内で初めての摘発でした。