福岡県警の50代の男性警視が、居酒屋で後輩職員らにセクハラにあたる言動をしたとして、戒告の懲戒処分を受けていたことが分かりました。

関係者によりますと、福岡県警の50代の男性警視は今年5月16日と7月14日の夜、福岡市内の居酒屋で後輩職員らと飲酒中に、性的な言動をしました。

被害職員からの相談を受けた県警は、男性警視を厳重注意を促す戒告の懲戒処分にしたということです。

男性警視は当時、ストーカーやDVなどの事案を取り扱い、女性や子供の安全を確保する役割を担う人身安全対策課の課長を務めていましたが、9月2日付で生活安全部付に異動しました。更迭とみられています。

県警監察官室は、「幹部職員による事案で、重く受け止めております。厳正に対処いたしました」とコメントしています。

福岡県警では幹部職員による不祥事が相次いでいて、8月には不同意わいせつの疑いで警部だった男が逮捕され、9月には刑事部長だった男性警視正が女性職員と飲酒中にセクハラ発言をしたとして本部長注意処分となり、辞職していました。

テレビ西日本
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