鳥が美術館の収蔵庫から羽ばたくことをイメージして制作されました。
八代市出身の映画監督、遠山 昇司さんの企画展『収蔵庫の鳥たち』が熊本市で開かれています。
【映画監督 遠山 昇司さん】
「人間と鳥が今までの長い歴史の中で分かち合ってきた時間そのものを今からご覧いただく空間の中では体験してもらえるように設計している」
熊本市現代美術館で開かれている『遠山 昇司 展収蔵庫の鳥たち』。
これは、美術館の収蔵品や八代市出身の映画監督遠山 昇司さんがこれまでに手がけた映画、アートプロジェクトなどを『鳥』という切り口で楽しんでもらおうと企画されました。
鳥のさえずりが流れる会場には、絵画や標本、遠山さんの映像作品など鳥にちなんだ
100点以上の展示品が並んでいます。
遠山さんは現在開催中の小国町を舞台にした芸術祭『小さな国 十月』で総合ディレクターを務めていて、遠山さんの最新作の映像作品も上映されています。
初日は、関係者などが招待され、遠山さんが案内しました。
【映画監督 遠山 昇司さん】
「収蔵庫から鳥が羽ばたくようなイメージが接続されて作り上げた(企画展)。
鳥が展覧会の色々な場所に生息しているような感じで、それに私が今まで手掛けてきたプロジェクトを重ねているので、それを体験してもらえれば」
この企画展は12月14日までです。