『花づくり』を通して新たな街づくりをすすめます。
熊本市は、福岡市で始まった『一人一花運動』に取り組もうと福岡市と連携していくと15日、発表しました。
お披露目されたのは『一人一花運動』の熊本版のロゴです。
この運動は、花を通して街の魅力を高める取り組みで、福岡市で2018年にスタートしました。
15日は、熊本市の大西 一史市長が福岡市の高島 宗一郎市長と共同で会見を開き、『一人一花運動』を熊本市でも始めると発表。
ノウハウを共有し連携してPRすることで『花と緑のまちづくり』を推進するとしました。
【熊本市 大西 一史 市長】
「市民のつながりが花をきっかけに広がっていく」
熊本市は、市に登録している花づくりを行う団体などを対象に11月から『一人一花割引』を始めます。
これは、福岡市でも実施されているもので、協賛する熊本市内の店舗で『一人一花』の証明書を提示すると園芸品を購入する際5%割引されます。
このほか、企業からの協賛金で設置している『スポンサー花壇』のエリアを拡大。
来月15日から熊本市で始まる『くまもと花博』と来年春に福岡市で始まる『Fukuoka Flower Show』で相互にPRすることなどで花と緑の街づくりを普及させる狙いです。
【福岡市 高島 宗一郎 市長】
「花壇コンテストでエリアをまたいでやるとか、そんなことも将来あり得るのかなと思っている夢が膨らむ」
【熊本市 大西 一史 市長】
「福岡に負けないように。いい意味での競争、これがすごく全体を活性化していくかなと思う」
また、15日は、熊本市での『一人一花運動』のスタートを記念して熊本城おもてなし武将隊がガーベラやバラのほか、花の苗を手渡しました。