13日閉幕した大阪・関西万博で、各国の要人などを出迎えた日本の迎賓館が、15日公開されました。
【記者リポート】「きょう、メディアに公開されたのがこちらの迎賓館です。世界の要人をおもてなしする場所なんですが、このように足を踏み入れますと、大きな庭園が広がっているんですね。まるで異空間に来たような、不思議な感覚になりますね」
迎賓館は、万博の会場デザインプロデューサーを務めた藤本壮介さんが監修し、大屋根リングにも通じる「輪の回廊」をコンセプトに随所に日本のおもてなしがほどこされています。
開催期間中は、参加した158の国と地域の大統領や国王といった要人を毎日迎え入れる役割を果たしました。
日本の国旗のような赤い色があしらわれたこのダイニングルームでは、食事の最後に大屋根リングとミャクミャクをイメージしたデザートが提供されたということです。
建物は取り壊される予定ですが、特別に用意された調度品などは、今後、企業の博物館などで展示されるということです。
（関西テレビ「newsランナー」2025年10月15日放送）
