架空のカーナビの取引で会社から多額の現金をだまし取った疑いで、中古車販売大手「グッドスピード」の元社員の男が逮捕されました。

 グッドスピードの元社員・鈴木佑介容疑者(40)は2023年11月ごろ、個人で経営する別の会社で仕入れたカーナビを、仲介業者を通しグッドスピードに納品したように装い、現金700万円をだまし取った疑いがもたれています。

 鈴木容疑者は当時、経理課長としてカーナビの仕入れなどを担当していましたが、グッドスピードによりますと、自己都合で退職した後に架空取引が発覚し、刑事告訴していたということです。

 警察は鈴木容疑者の認否を明らかにしていませんが、5年前から架空の取引を繰り返し、だまし取った金の総額はおよそ1億5000万円に上るとみて調べています。

東海テレビ
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