学校内でホタルを育てている長崎市の小学校で8日、子供たちが幼虫を中庭のビオトープに放流しました。
長崎市の伊良林小学校です。
長崎大水害の翌年から犠牲者の慰霊のため、校内でホタルを飼育しています。
この日は全校児童が見守るなか、ホタル委員会の子どもたちが、学校の中庭のビオトープ 通称「ホタル池」に幼虫50匹を放流しました。
ホタル池の完成から3年、今年は成虫が僅か1匹ながら確認されています。
小学生たち
「(来年は)2~3匹になってくれるとうれしいです」
「1匹でも多く飛べばいいな」
「大水害で亡くなった人や(壊れた)建物のことを思って放流した」
「大きく育ってほしいな」
伊良林小学校は11月、中島川の上流・御手水川に約100匹のホタルを放流予定です。