近年、若い世代の大麻関連での検挙が急増している中、JR鶴岡駅で薬物の乱用防止を呼びかける街頭キャンペーンが行われた。

この活動は県内のパチンコ店などが加盟する県遊技業協同組合が社会貢献活動の一環で毎年行っているもの。

15日、JR鶴岡駅で組合員や警察官など15人が、「薬物乱用は、ダメ。ゼッタイ。」などのメッセージが書かれた蛍光ペン350本とチラシを、通学する高校生や通勤途中の人たちに配った。

警察によると、県内では2025年に入り8月末までに大麻の所持などで12人が検挙されていて、うち半数の6人が30歳未満の若い世代だった。

(県遊技業協同組合・大滝一彦事務局次長)
「県内では全国同様に年少者の薬物事案が増加傾向にある。SNSを介した薬物販売サイトから購入することが多い。興味本位で手を出さないようお願いしたい」

県遊技業協同組合は、かぜ薬やせき止めなどの市販薬を、決められた量を超えて過剰摂取するオーバードーズの危険性についても注意を呼びかけている。

さくらんぼテレビ
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