ヒグマの出没が相次ぐ札幌市西区西野地区で10月14日、新たに親子グマ2頭が駆除されました。
駆除されたクマは、体長約1.3メートルの親グマと、体長66センチほどの子グマで、いずれもメスです。
札幌市によりますと、13日午後5時30分ごろ、西区西野に置かれた箱わなに親子グマがかかっているのが確認され、14日朝に駆除されました。
10月に入り、西野地区で駆除されたヒグマはあわせて5頭となりましたが、どのエリアに出没していたのかはわかっていません。
親子グマは10月2日に撮影されたほか、9月26日には公園で犬と散歩中の男性が親グマに襲われケガをする事故が起きていて、市は、今回駆除された親子グマとの関連を調べることにしています。
付近では複数のクマが周辺で出没を繰り返していて、市は引き続き注意を呼びかけています。
一方、北海道南部の木古内町では、14日午前6時30分ごろ、空き家の庭を歩く1頭のクマが確認されました。
この場所では10月9日から14日までに4回クマが撮影されています。
敷地内のクリが食い荒らされた跡も確認されていて、警察が警戒を強めています。