1年を通じた小型ジェット機の運航を目指し、一歩前進です。

 丘珠空港の機能強化を話し合う会議で10月14日、国側から滑走路を300メートル延長する案が初めて示されました。

 札幌市東区の丘珠空港で1年を通じた小型ジェット機の運航を目指す札幌市と国や道が開いた検討会議。

 滑走路を延長する札幌市の案に対し、国側から初めて具体的な案が示されました。

 「滑走路300メートル延伸計画の障壁になりそうなのがこちらの篠路通。10月14日の会議では別の案も示されました」(板橋未悠アナウンサー)

 滑走路は冬に安全を確保するため、現在の1500メートルから300メートル伸ばす必要があります。

 会議では北西側が幹線道路にかかっている札幌市の案に対し、国側は、両端を150メートルずつ延長する案を初めて示しました。

 丘珠空港はターミナルビルの混雑解消も課題で、国は、今後、専門家や地域住民と協議しながら、2030年を目安に滑走路延長を実現したいとしています。

北海道文化放送
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